(この記事の文末にも掲載)
3年ぶりの、画廊での個展開催にあたり、コロナ禍の3年間をさかのぼりつつ、振り返りたいと思います。
メモとご報告を兼ねて、意味不明気味になると思いますが、お付き合いいただければうれしいです。
まずは最近のこと。
一宮町に来て、油絵を本格的に再開しました。

八王子でも本格化したかったのですが、どうも調子が出なくて。。。
ていうか調子が出なくなったのはけっこう前のことで、
最後に油でスカッと描けたのは2012年でした。
なんで調子が出なかったのか。。。。一宮で気がつきました。
もっと細かいことを言うと、10月の千葉県展を見ていてひらめいたのです。
それは、
「自分が描きたいことに対して、選ぶキャンバスが小さかった。」
気がついてみれば、なんだそんなことで10年も悩んだのかと、いい意味で笑ってしまいました。
でも多分それは、必要な時間だったと思います。
油絵具は、何十年経っても使えるから、安心して悩んでいたかもしれません。
私は描くのがとても早いのですが、心のどこかで、絵はもっと時間がかかるものだと思い続けていました。
油絵という技法に、自分の速さが封じられることを期待していたのかも、と、今思います。

高校の頃から使っているチューブとかあります。
(もっと汚いチューブが愛おしいけど、ご紹介は自粛。ほんとに汚いからw)
捨てるつもりもしまいこむつもりも全然なくて、たまに嗅ぐ、古い油の臭いに癒されていました。
今は、自分はここに帰ってくるんだ、というところに帰って来られたという気持ちです。



※絵はすべて途中です。
吉永直子絵画展「波 surf」
2023年2月20日(月) 〜25日(土)
11:00〜18:30 (最終日は16:30まで)
檜(ひのき)画廊
Gallery Hinoki
千代田区神田神保町1-17
(すずらん通り)
tel: 03-3291-9364
https://galleryhinoki.jimdofree.com
在廊予定日※2/2変更しました。
20(月)13:30~、22(水)、23(木)、24(金)、25(土)

